コンビニの「廃棄ロス」を減らす発注の基本
「売れ残って廃棄するのはもったいない。でも欠品して機会を逃すのも困る」——お店を預かる方なら一度は悩む発注のバランス。今日は、現場目線でできる発注の基本の考え方を整理します。
「ロス」には2種類ある
まず押さえたいのが、ロスには2つの方向があるということ。
- 廃棄ロス:仕入れたのに売れ残って捨ててしまう(仕入れすぎ)
- 機会ロス:欲しいお客様がいたのに在庫切れで売れなかった(仕入れ不足)
廃棄を恐れて減らしすぎると、今度は機会ロスが増えて売上が落ちます。「ゼロにする」より「ちょうどよい量に近づける」のがゴールです。
1. 売れ筋・死に筋を「見える化」する
何が・いつ・どれくらい売れているか。POSデータや日々の感覚を、商品ごとにざっくりでも把握することが第一歩です。よく動く商品は欠かさず、動かない商品は思いきって絞る。判断材料を“見える”ようにするだけで発注はぐっと安定します。
2. 天気・曜日・地域イベントを読む
暑い日は冷たい飲料やアイス、雨の日は来店が減りがち、近くで行事があれば需要が増える——。こうした要因を発注前に一度立ち止まって考えるだけで、過不足を減らせます。
3. 小まめに・段階的に
一度に大量に仕入れるより、こまめに必要な分を。特に日配品(消費期限の短い商品)は、少なめに発注して様子を見ながら追加するほうが、廃棄を抑えやすくなります。
4. まずは1カテゴリから
すべてを一気に変えようとすると続きません。「まずは弁当だけ」「飲料だけ」など、1カテゴリで試して手応えをつかみ、少しずつ広げていくのがおすすめです。
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