棚卸しのコツ|正確に・早く終わらせる5つの工夫
棚卸しは手間のかかる作業ですが、お店の利益を正しくつかむための大切な「健康診断」です。だらだら時間をかけず、正確に終わらせるにはコツがあります。現場で何度も棚卸しをしてきた立場から、5つの工夫をご紹介します。

1. 事前準備で「ほぼ決まる」
棚卸し当日にバタバタしないよう、前もって売場を整え、数える順番を決めておくことが肝心です。乱れた棚は数え間違いのもと。カウントするエリアと順路を先に決めておくと、抜け・重複が防げ、時間も短縮できます。段取り八分です。
2. 二人一組・エリア分担でダブルチェック
一人で全部数えると、思い込みや見落としが起きがち。「数える人」と「記録する人」を分ける、エリアで担当を分けるなど、二重で確認できる形にすると精度が上がります。特に高額商品や動きの大きい商品は、念入りに。
3. 日頃から「数えやすい陳列」にしておく
棚卸しが早いお店は、ふだんの陳列がきれいです。同じ商品はまとめる、前出し(フェイスアップ)を習慣にするだけで、当日の数えやすさが段違いになります。棚卸しは、日々の売場づくりの延長線上にあります。
4. 差異が出たら「原因」を探る
帳簿と実数がずれたとき、数字を合わせて終わりにしてはもったいない。なぜ差が出たのか(記録漏れ・廃棄処理・万引き等)を考えることが、お店を守るヒントになります。棚卸しは、隠れた問題に気づける貴重な機会です。
5. 結果を「次」に活かす
棚卸しで分かったこと——動かない在庫、ロスの多い商品——は、発注や品揃えの見直しにつなげてこそ価値があります。数えるだけで終わらせず、「じゃあ次どうするか」まで持っていく。それが、利益の残るお店の習慣です。
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